クレジットカードを使っている人のほとんどがカードの利用によって得られるポイント、またはカードによって得られるサービスを目的にしているのではないでしょうか。
ですがカードでの決済は現金とは異なりその場でお金が財布から、または口座から減るということはありません。クレジットカードによって異なる支払日にカード利用額をまとめて支払うことになるのです。
つまり自分の中でクレジットカードによる支払いをセーブしておかないと後でその支払いに苦しむのは他でもない自分自身です。
限度額までならどんどんショッピング可能なクレジットカード。確かにここには管理能力を求められますが、逆に言えばきちんと管理さえできればクレジットカードはあなたのつよい味方であるとも言えるのです。
クレジットカードでの支払いに慣れて強い経済観念を持つ
しっかりと支払いさえできれば、カードのポイントはどんどん貯まっていきます。強い意志を持ってカード利用を自分の中でセーブさえできればきっとその後のカードによるメリット、ポイントやサービスを享受することができるはずです。
この自分の欲望をセーブする能力。自分の経済環境を管理する能力はカード利用以外にも応用が利く能力ではないでしょうか。
自分を律するということ。自分を取り巻く状況をしっかり自己の管理のもとに置くということはとても重要です。今後今よりもっと多くのあなたを惑わす、あなたに影響を及ぼす事柄に見舞われることでしょう。
その中にいながらしっかりと自分の芯を通すこと。自分の体幹をしっかりと意識してぶれない、強い精神力を備えながら生活を送るという事はとても重要です。
カードでガソリン代金や食費などの生活費を支払いながら、自分の生活を自分の管理下にしっかりと置いておくということ。それがある意味大人になることなのかもしれません。
カードの支払いが不安でカードを持たないと言う人
自分で自分を律するということ、そしてカードで決済を行うことに強い不安感を抱いておりそれを理由にカードを持たないと言う人も少なくありません。
カードを持つという非日常感に誘われて、または高い限度額に魅了されてカードを使いすぎてしまうのではないか。そんな不安を抱える人は少なくないでしょう。
ですが私はこうも思います。そういった不安を、リスクを自分から遠ざけているのは確かに楽ですがその向こうの自分がさらに成長した姿に到達することはできないということ。そのままではずっとそこから上に上がることはできないということ。
そこから努力を重ねることでようやくカードのお得さを享受することができるのではないでしょうか。