クレジットカードは限度額に達すると次の支払日まで利用できなくなります。しかし、現金が用意できずどうしてもカードに頼るしかない…そんなことを考え悩んでいる方もいるのでは?今回はクレジットカードの限度額を上げる方法を徹底解説します。
クレジットカードの限度額は上げられる!
クレジットカードは限度額に達したら使用停止になります。この期間は次の支払日後すぐ利用できるとは限らず、数日かかる場合もあります。そんなとき、カードの限度額を上げようと検討する方が多いです。限度額を上げるにはいくつかの方法とコツがあるのです。
限度額を上げる方法
それでは、具体的に限度額を上げる方法をご紹介します。
ネットで申請する
クレジットカード会社のサービスで、ネットで利用明細や請求金額を確認できるサービスを提供しているところが多いです。そのサービスの一環で、限度額の申請を申し込めることもあります。まずは、ご自身の利用しているカードのネットサービスを確認しましょう。
クレジットカード会社へ連絡する
クレジットカード会社に直接電話をして限度額を引き上げるよう申請する方法です。電話での申請を受け付けてない会社もあるので、まずは確認から始めましょう。しかし、申請を受け付けているからといって安心してはいけません。限度額の引き上げには必ず審査があります。審査はカードの使用年数や延滞などの経験がないかが重要視されます。利用履歴が優良と見なされれば限度額増額の可能性がぐっと上がるので、月々の支払いには気を付けましょう。
一時的に上げる
海外旅行では普段より支出が多くなります。それに加え、現金を持って歩くのが危険であるためカードの利用頻度も高くなります。そんなときに限度額が低いと不安ですよね。クレジットカード会社の中には、海外旅行のために一時的に限度額を上げることができるケースがあります。「航空券やホテル代だけでカードの限度額に達してしまった…」というあなた。限度額に余裕が持てれば、旅行自体の楽しさも増すはずです。もし海外旅行を検討しているのであれば、一度クレジットカード会社の相談してみてはいかがでしょうか?
自動的に上がる
あなたが「利用履歴が長く、延滞などの事故経験がない」という場合、クレジットカード会社から優良顧客と見なされ、前触れもなく限度額が上がっていることがあります。連絡もないため、利用明細に記載されている上限金額を見て判断しましょう。
この限度額の上げ方が、ご自身にとってもカード会社にとっても自然な形です。
クレジットカードの限度額を上げるコツ
では、限度額を自然に上げる、または審査に通りやすくするにはどのようなコツがいるのでしょうか?具体的な方法をご紹介します。
利用実績をこつこつ積み上げる
この方法だと、自然に限度額が上がる可能性が高いです。クレジットカード会社は、毎月安定した利用額と返済能力がある優良顧客にはたくさん利用してほしいので利用額を上げるのです。優良顧客と見なされるには、日頃の利用実績を積み上げていくしかないです。これがクレジットカード会社にとって一番の信頼につながります。
有名な会社に勤める
有名な会社に勤めていれば、限度額も大幅に上がります。学生から社会人へのタイミングや転職のタイミングで勤務先を登録することになりますが、この会社が名の知られている会社の場合、申請も一緒に行うことをおすすめします。100万円近くまで限度額が引き上げられることもあります。
ゴールドカード・プラチナカードに申し込む
ゴールドカード、プラチナカードは年会費が高い分、限度額が高く設定されています。限度額が高いので審査も厳しいのですが、条件を満たしていれば審査に通る可能性はグッと上がるため申請の価値はあると思います。審査に通ると限度額が100万円から300万円まで上がるので使い勝手は良いはずです。
限度額を上げた後の注意
増額申請のし過ぎに注意
増額の申請を多くすればするほど、クレジットカード会社側にマイナスな印象を与えることになります。10回申し込んでいるなら、その回数分だけ審査に落ちているということなので、審査も通常より厳しくチェックします。申請であってもただやみくもに行うのではなく慎重に行いましょう。
限度額の設定に注意
現在の限度額から大幅に増額するのはおすすめできません。10万円から100万円まで引き上げられることは非常にまれ。いきなり100万円増額するよりも、10~20万円ずつを1年間隔で行った方が確実です。
増額後も返済プランはしっかり立てましょう
増額後、利用できる額が多くなればその分請求金額も大きくなるのは必然です。そうなれば、これまで以上に綿密な返済プランを立てて確実に返済していきましょう。せっかくの信頼をここで失ってしまっては元も子もありませんね。クレジットカードは末永く付き合っていくものなので、生涯優良顧客と見なされるよう利用実績を積み上げていきましょう。